大森製作所 ダイヤモンドリール

壊れない頑丈なリールを探してたらダイヤモンドリールになりました、個性があってなかなか面白い、ハマった・・。

※新旧の順で配置、でも下から順に旧新で見たほうが解りやすいでしょう。

MI-CON 203
MI-CON 203
3代目MI-CONの200シリーズです、100シリーズと
比べてハンドルノブは旧タイプ、ボディも金属製で
大柄で重く、ベアリングは1個・・余りの差に最初
見たときは「本当に100シリーズの後継機?」と
不思議でいっぱいに、この進化はちょっとないよ
なぁ・・と調べてみるとMI-CONシリーズの廉価版
で初代・2代と一緒に販売してたとか、うーん、
なるほどぉ〜でした。
MI-CON ULTRA No.2
MI-CON ULTRA No.2
MI-CONの100シリーズのカーボンボディに鋼鉄並の
強度をもつチタンを配合したものです、そのため全体が
真っ黒ではなく濃いグレーに仕上がっています。チタンの
せいか多少重くなりましたがカーボンでは剛性不足だった
のかそれともとことん頑丈にしたかったのかちょっと気に
なるところ。ボディなどの素材や色以外は100シリーズと
共通で使用感も差がない。
MI-CON 101
MI-CON 101
2代目MI-CONの100シリーズです、101・102
とサイズで下一桁が変わるのですが何故か一番
小さいのは10Sです、100シリーズだから100で
いいと思う・・。ボディのカーボン化でMI-CONシリ
ーズ中もっとも軽量化され、機能もワンタッチ着脱
スプール、リアドラグ、3段切替えラチェット、折畳み
式ベール、クリーンキャストコントロールなど
もう大変。
Micro7 C2
Micro7 C2
伝統のMicro7、Cシリーズです、ボディは初代MI-
CONからリアドラグを外した形状で材質や造りは
MI-CON100シリーズ譲りの混血のようなモデル。
「Super Light」と書いてます、同サイズのMI-CON
No.2が330gなので50gの減量です、きっと当時は
画期的だったのでしょう。機能的な特徴は少ない
けど欠点も見当たらない。小さなボディに大きめの
スプールで4号が150m巻けて釣力が10kg、小柄の
わりに頑丈そうで出番が多いモデルです。
CAREER MINI
CAREER MINI
CAREERシリーズ最小のリールです、2号ラインが
80m巻けますが、縦横10cm以下重さ145gでひょっと
したら同社の最小最軽量リール?あまりに小さくワン
ピース5ftのロッドでもバランスが悪い、ワカサギ用?
このリールを眺めてるとなんだか顔が緩みます、ミニ
チュアのようなサイズのくせにカーボングラファイトや
セラミックラインローラやスーパードラグシステムなど、
どうして?的な凝った作りに「対象魚は何すか?」と
不思議にもなる、使って気付いたのがヤマメ釣りでは
アメマスがチカ釣りではホッケが・・サイズ的に北海道
ではハラハラ・ドキドキ。
MI-CON SS
MI-CON SS
初代MI-CONの最小型SSです、この頃の
リールは軽量さより耐久性重視だったので
しょうか、全体がとてもカッチリとした造りで
真っ黒で小さいのにずっしりしてとても存在
感があります、力作でしょう。
SUPER 7 No.2
SUPER 7 No.2
Micro7シリーズより古いSUPER7シリーズの
最終モデル、ウォームギアモデルとしても最後?
同社としては珍しくベアリングを3個も使ってます。
巻き上げは超滑らかでラインの放出も申し分あり
ません、ラチェット音も精密機械のよう、しいて言え
ばちょっと重い・・でもとても頑丈な造りでボディは
コンクリートに少々擦ったぐらいでは傷も付かない、
耐久性はそうとう期待できそう。

年配の釣り仲間で同社のリールをサケ釣りに20
年以上も使い今だ現役だったりして感心します。
TACKLE-AUTO SS
TACKLE-AUTO SS
これも3号が100m巻けますがとても小さいリールです、
ちょっとずっしりでカッチリして回転も非常に滑らか、分解
して「えっベアリング1個!」とたまげるほど、材質の関係
かラチェット音も緻密な響きで細部まで作り込まれた感じは
実用性も高そうです。
CLASSIC 930
CLASSIC 930
1960年代にアメリカのSouth Bend社にOEM
供給してた製品で国内ではMARK-SERIESとして
販売されてたとか、40年前でCLASSICですから
さすがにクラシック。インスプールのウォームギア
は独特の巻き上げ感でサケ釣りに丁度いい
サイズです。
Shakespeare 2200
Shakespeare 2200
代表作Micro7DeluxeのOEM版です、200gの小型の
リールですが、大きさ重さ形などのバランスが良く、
ボディやハンドルなど全体的にとても丁寧な造りです。
艶のある塗装も味わい深く巻き上げも極めて軽やか、
なにか現場に持ち出すのがもったいないような・・
道具というよりアクセサリーのようです。

サイズや構成などミッチェル308とそっくりで、
コピーのようですがこの復刻も有りに思えます。
1300SSS
1300SSS
ボディもスプールも厚いアルミ合金でボディに書いた
文字もアルミを削ったものです。シールなど一切なく
サスペンションのようなベールスプリングといい全身
ものすごく頑丈そうで「象が踏んでも壊れない?」的。
見た目と違い巻き上げは非常に軽く滑らかでパワフル、
でも大きすぎてルアーでは使う気がしないので石の
ように重いカニ釣りに使っています。

にしてもこのネーミングは力が抜けてる
というか・・自動車のパクリ?
Super700
Super700
ぱっと見Micro7Deluxeに似ていますが、造りも
雰囲気もかなり差があります、使用感にいたって
は全く別物、製造年月はそれほど差がないと思う
のですが、廉価版と高級機の差でしょうか。この
頃からボディ形状が統一されたような・・ひょっと
してこの製品の後に技術が飛躍的に向上した?
なんか気になる機種です。
Knight 600
Knight 600
名前がいいので期待でしたが、これはかなり古い物
に見えます、戦前はありえませんが雰囲気は近い。
廉価版だったのか作りも回転も雑な感じでベールは
針金を曲げただけ、ラインローラーもなくメインギアは
単純なフェースギヤ、別な会社の製品のようにも
見えます。でもボディー形状は丸から三角に、徐々
に進化しています。
SIERRA WA
SIERRA WA
1950年代にアメリカのCOMPAC社にOEM
供給した製品だそうで雰囲気はたっぷりですが
正直使うのは難しい・・。ラインローラーもなく
メインギアはプラスチック、当時はこれでも十分
だったのか、ボディ形状も丸に近くかなり初期の
モデルです、国産スピニングリールの草分け的
存在でしょうか。



MI-CON・Micro7仕様表


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