プルーン(2005.09.10)

知内町は比較的雨が多く気温も低めで、さらに春から初夏に
かけて冷たいヤマセも強く当たるので果樹の栽培には適さな
いといわれています。でもこのプルーンはそんな気候でも毎
年たくさん実を付けるありがたい果樹です。

20年ほど前に植木屋さんに40坪ほどの庭を造ってもらった、
松や桜や楓など30本ほどの木を植えた庭の中心に小さな白
い花しか付けない大きめの得体の知れない木があった。なんの
手入れもしないまま10年ほど庭をほっておくと庭木が全体的に
弱ってしまったので木に詳しい人に見てもらった、「ほー面白い
木がありますねぇ、プルーンですよ毎年実を付けるでしょ?」、
「へっ?プルーン、なにそれ、実なんて・・」、夏から秋にかけて
実を収穫できるはずと言われて改めて観察すると言われた通り
9月に3・4千粒ものプルーンをたわわに実らせた。植木屋さん
が何故黙っていたかは未だに謎であります。



プルーン

今年も庭のプルーンがいっぱい実をつけました、台風14号の
おかげで半分ほど実が落ちてしまったけど、ちょうど獲り頃だっ
たので木を揺らす手間がはぶけた感じ。



収穫するとこんな風、巨峰ぐらいの大きさの粒で1本でも
4千粒ほども実をつけるので大きなボールに5・6杯にな
ります、収穫後の調理の手間も結構たいへん・・。



そのままだと食べ切れずに腐らせてしまうので、大半をジャムに
してました。それでも量が多いので調理が何時間も掛る上に売る
ほど出来てしまう、今年はちょっと工夫してジュースにしてみまし
た。少々濃い口ですが酸味が効いて子供達に好評です。




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